平凡な日常

ポメラレビュー

今届いたばかりのポメラを使ってこの文章を書いている。

様々なレビューを読みあさって悩みに悩んで買ったポメラだ。

私は別に物書きを生業にしていない。ポメラといえばブロガーや本の執筆家の方々が愛用しているイメージだ。そんなポメラをなぜ私が買おうと思ったか。格好いいと思ったからである。(不純)

ポメラのような一点特化型のアイテムを格好いいと思う方は少なくないんじゃないかと思う。ただ高いから購入に踏み切らない場合が多いのではと思う。私は休職中にPCの職業訓練に行ってタイピングもまあまあな早さにまで成長したものの新しい職場では全くと言っていいほどタイピングをしない。これでは職業訓練で成長したタイピングも忘れてしまう。そう思ったがスマホフリック入力の方が早いのでキーボードを繋げるメリットがない。PCは立ち上げるのが面倒くさい。タブレットはもっぱらYOUTUBEを見るための機械である。そんな状態で何をタイピングするというのか。ポメラはほしいけどタイピングすることがない。目的と手段がすっかり逆転した状態で思いついたのがブログだ。昔スマホで書いていたが長文を書くのが面倒になって結局三日坊主でやめてしまったのだ。(ネタが思いつかないのもあったが)

ポメラなら長文を書くのも苦じゃない、スマホと別だから電源の心配もしなくていい、そう思って理由後付けでポメラの購入に至った。まったくもって不純である。

そんなこんなで配達予定より一日早く届いたポメラ、コーヒーを飲みながら早速ファーストインプレッションを書いている。

まずは大事なキーボード。レビューでは小さいとかストロークが浅いとかもあったわけだが元々ノートパソコンのパンタグラフキーになれている身としてはキーの押し心地はとても快適である。小ささは確かに少し小さいかと思ったが入力しているとそんなに気にならない。しかし手の大きい男性だと確かに小さいだろうなとは思う。特にキートップが指の太い方だと押しづらく思うかもしれない。フルサイズキーボードでなれている方も幅が小さく感じるだろう。実際小さいし。誤入力のもとかもしれない。キーボード本体がたわむような感じはしないので折りたたみ式ではなく一体型なのは良いところだ。

次に画面だ。大きさはスマホより少し大きいくらい。携帯することを考えるならばこれ以上は大きくならないと思うしする必要性もさほど感じない。250は今までのポメラの中でも重いのでこれ以上機能や大画面を盛り込もうとしたら携帯性を損なうだろう。

携帯性でいえば大事なのが重さだ。現時点で11インチipadproより重いのだ。これ以上の重さはさすがに遠慮したい。とはいっても重い重いと言われて覚悟して持ってみたらこんなもんかと感じたのも事実である。ニンテンドーSwitchよりは重いが運ぶのが嫌になる重さとまではいかない。私はこれが初ポメラなので以前からポメラを使用していた諸先輩方に比べれば重さに対する許容も違うと思うが。

電池の減りは特に比較する対象がないのでなんともいえないが従来型より電池容量が大きいということで期待している。充電回数は少ないほどいい。つけっぱなしと言うわけでもないので2~3日持ってくれるといいなという感覚である。スマホの充電が2日に1回の私の場合はもっと持つかもしれない。まあどのくらい稼働させるかでこれは変わるとこだろう。

書いている間にももちろん電池は減っているわけだが右下に何%充電が残っているか表示されるので安心感がある。

キーボードのショートカットに対応しているのもいい。と言っても私は上書き保存くらいしか使わないが。それだけでも使い慣れたショートカットが使えるのは良いなと思った。

レビューで画面を触ってしまうと言うのもあったが私はキーボードの方向キーでカーソル操作はよくしていたので画面を触ることはなかった。これでスマホタブレットにキーボードを繋いでいる方は触ってしまうのかもしれない。フリック入力派でよかったかもしれない。

本体を閉じた状態からの起動時間は4秒ほど。pomeraと表示されてから編集していた文章が開く。スマホでメモアプリを起動する方が早いかもしれないので短文のメモならスマホ、長文を書くときはポメラになりそうだ。

昔小説を書いていたこともあるのでこれを機にもう一度書いてみるのも良いかもしれないと思った。

気になったのは本体の指紋のつきやすさだ。あっという間に指紋がついてしまってちょっと汚く見える。キーと同様の表面加工がしてあれば指紋も目立たなかったと思うが少し残念。何年後になるかわからないが次回に期待だ。

他は今のところ気になる点はないので買って満足している。